在日米軍基地内目撃した人種の摩擦

一時期在日米軍の居住区に頻繁に出入りしていたことがあるのだけれど、驚いたことがあった。
それは、米軍基地内では白人と黒人は分断されていたということだった。
私が親しくつきあっていた友人夫妻は旦那さんが米軍の陸軍に所属しており、奥さんは子育て中で専業主婦、黒人であった。そこで目にして驚いたのが、黒人と白人で基地内の居住区の住み分けがなされているということだった。黒人夫婦の友人の家に遊びに行くと近所を歩いても近所の住人は全員黒人だった。公園にいっても黒人の親子連れしかいないし、日曜日に基地内の最寄りの教会のミサにも参加してみたが参加者は全員黒人だった。恐らく白人は教会に行かないということはないはずだから、基地内には他に白人が通う教会があったのだと思う。きわめつけ友人のお子さんの誕生パーティーにも誘われた時に、基地内のファーストフード店で見た光景だ。お子さんの友達や保護者達が20人以上集まったのだが、その参加者もみな黒人だった。一人だけ私以外に黒人じゃない女性がいると思ったら、その人は黒人の軍人と結婚した日本人女性であった。子どもの交友関係も同じ人種で固められているらしい。
それでも基地内の大型スーパーなどにいったりすると多くの白人が買い物をしている。
白人がいないわけではないのだ。
日本に暮らしているとほとんど意識することはないが、米軍といういわば同業者間でもそのような感じなのだから、
アメリカでは人種間の摩擦は日本人が想像しているものより根深いのだろう。
米軍基地内は異文化に触れることの出来る興味深い場所だった。
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